2009年04月28日
べた基礎一体打ち工法
現在、施工している現場でベタ基礎の一体打ち工法を採用しました。
今までは、耐圧盤と立上りと2回に分けてコンクリートを打っていましたが、この工法では1回で
コンクリートを打ちます。この工法による大きなメリットとして以下のポイントがあります。
①工期の短縮
②一体化により強度がUPする
③打ち継ぎがなくなる為、雨水や白蟻の浸入防止になります。
このようなメリットがある反面、施工方法が特殊な為、施工精度が必要となります。
その為、まだこの工法は世間一般には定着していないようです。
右側の写真のように型枠が浮いている状態で設置してあります。
作業中にずれる可能性があるので、基礎の通り芯を確認しながら型枠を固定していきます。
コンクリート打ち込み作業中 基礎完成
型枠の設置が終わったらコンクーリート打ち込みです。
立ち上がりから先に打っていきます。写真左はバイブレーターをかけているところです。
打った後再度、通り芯を確認してコンクリート打ち込み作業は終了です。
養生後、型枠を解体し基本的な基礎は終了となります。職人さんも慣れていないので今回は手間がかかってしまいましたが、慣れれば今までより工期が早く済みその分コストダウンに繋がると思います。
杉坂建築事務所では今後ともべた基礎一体打ち工法を標準採用していきたいと考えております。
(特殊な基礎形状を除いて)
投稿者 kantoku : 10:03 | コメント (0)
2008年06月04日
フレームをスチールにした木製門扉
先日、お引渡しを終えた現場の外構工事の話しです。
本体部分も終了に近づき、玄関へのアプローチや、フェンスなど色決めの打合せをしていた所
タイルや表札などは、わりとスンナリ決まったのですが、道路からの入口となる門扉をなかなか
決められずにいました。というのは建物本体に、木製面格子や木製シャッターなどの木がたくさん
見えるので、「門扉もアルミより木製の物がいい」という事になったからです。
ただ、簡単に木製門扉といっても、外部に使用するものなのでメンテナンスの事や戸締まりの鍵
のことだったり色々考える事があります。総合的に考えて、既製品がいいだろうと思い、
エクステリアのカタログであれこれ探したのですが、なかなかいいデザインのものがなくて、
建物と違和感のない縦羽目板風の木製門扉を杉坂で造る事にしました。
それから、職人とも相談し製作方法を詰めていく段階で
・毎日使う場所なので造りは頑丈にする。
・そのためにはフレームと柱はスチールにする
・羽目板は取り替え可能にする。
などの点に気を配りました。
結果、なかなかいい門扉ができました。
お客様にも喜んでもらいホッとしました。
多少メンテナンスの面で心配はありますが、やっぱり木製はいいですね。
sin
投稿者 kantoku : 13:14 | コメント (0)
2008年04月04日
免震装置
杉坂初の免震住宅ということで進んできた工事も、無事に完成を迎えました。
私にとっても一つ一つが慎重を期した作業でした。
必要な工程をきちんと管理する事に没頭していましたが、振り返ってみると
すごく重厚な仕様だったと感じます。
免震装置と呼ばれる、すり鉢にアイスホッケーのパックを挟んだ様なものを介
して、下の層と上の層にダブル配筋を施したコンクリート盤が配される
という形状です。重量は普通の基礎より多くなりますので、地盤の強度も大切です。
この家で一番悩まされたのは、上層(建物)が地震の時に動くという点でした。
具体的には配管(電気、水道)経路と建物の動きに対応する事や
外構工事(坪庭廻りなど)です。
手塩に掛けたこの住まいが住宅見学会でご覧戴けます。
見所は免震だけではありません。
是非見に来て下さい。
木造2F建住宅で免震装置を設置した現場の写真です。
免震装置の上はデッキプレート敷 免震装置とデッキプレート
4月12日の見学会はこの現場なので
是非、見に来てください。
投稿者 kantoku : 09:59 | コメント (0)
2007年01月30日
地域文化の再生について
現場に隣接する公園の一画に5坪程の小さな平屋建物があり、一般に公開されていたので見学させてもらいました。当時(70年程前)、この近隣に住んでいた詩人が構想していた週末住宅を、多くの市民や企業、行政の賛同の元、現在に再現したそうです。
無垢の板壁、床板、造り付けの木製家具に包まれた内部は、いかにも居心地のよさそうな空間になっています。
「公園に遊びに来ている子供たちは中に入ると、”木の家”に驚きの声を上げます。」と管理の方が言っておられました。
新聞等にも、地方に残る蔵をモダンに再生しようとする運動の記事を紹介していました。スポーツジムやバーとしての使い方を検討しているとの事。明治の時代より残る蔵の新しい活用です。
最近、地方都市の合併に伴い新しい町のランドマークとして観覧車を建設する計画が、住民の反対により延期になったそうです。
何でも新しくて目立つばかりが良いのでは無く、それぞれの地域色ある文化こそ再生され、町の顔となってほしいものです。
工事部 UTI
投稿者 kantoku : 13:30 | コメント (0)
2006年11月30日
タイル割り
住宅の中で、タイルを主に使う場所は、水廻り、外壁、土間床などがあり
ますが、仕上げ工事なので、工事も下地工事が終る頃に行います。
何も考えずに、開口部の壁下地や水栓金具等の給水取り出しを行ってし
まうと、いざタイルを貼る時になって、寸法があわなくて小さいタイルをい
れることになったり、タイルの変な位置に穴をあけることになってしまいます。
そうならないように、下地モルタル、タイルの厚みや目地太さなどを計算して、
各業者と打ち合わせします。
この作業を<タイル割り>といいますが、結構むずかしくて図面をかいても
なかなか計算通りにいかなかったりします。又、器具の使い勝手を優先して
タイル割りをあきらめることもあります。
仕上げ工事ですが早い段階からの検討が必要です。
タイルをつかった建物をみるとついタイル割りをみてしまいます。
工事部 singo
投稿者 kantoku : 11:36 | コメント (0)
2006年11月06日
上棟
先日、上棟した現場写真です。
天井仕上げは杉縁甲板です。
kan
投稿者 kantoku : 10:31 | コメント (0)
2006年10月06日
工事サイドからの変更
今日は、設備と電気の配管などの確認の為、現場に行きました。大工さんも外が雨なので
内部の天井の下地を作っているところでした。
写真は、ユニットの浴室の床下地です。写真のように1Fの梁から下がって角材がかかっていますが、この下にさらに、給排水などが通るので後々の点検などを考えて、一部の天井を当初より10cm程下げさせて下さいと工事の私から、お願いしました。施主様から了承をいただきましたので、そこの天井には点検口を付けてメンテナンスが出来るようにと考えています。
工事のほうでも、天井を下げないで納めようとは考えますが、設備配管などが絡む場合は無理をしてメンテナンスなどが出来ないというようなことは避けたいと思い、申し訳ないですが、施主様にはご理解得るようお願いしています。

投稿者 kantoku : 21:34 | コメント (0)
2006年09月27日
メンテナンスについて
木の家の魅力は年月を経るにつれて美しくなる事といわれますが
一定のメンテネンスは必要条件だと思います。
特に外装については雨風や日差しの強い影響がある為
その劣化も少なからず生じます。
外装のメンテナンスはただ壁や木部、屋根を綺麗にするという意味合い
ばかりでなく、建物の耐久性を保つ意味もあります。
また、外部に足場を組むことで建物の総点検が可能となり
住み手が建物の現状を知る事ができます。
建物を長持ちさせる為、そして木の家に心地よく
住み続ける為にも心がけたいものです。
UTI
投稿者 kantoku : 13:12 | コメント (0)
2006年09月07日
上棟前の間取り変更
上棟の2週間位前に、2階の台所廻りの変更を、営業担当から伝えられました。
冷蔵庫置き場を予定している部分に既存食器棚を置きたいという内容でした。
この変更により、
既存食器棚は冷蔵庫置き場より広く場所をとるので、柱の位置が少し移動し、
新しい冷蔵庫置き場の位置は、階段ホールからの入口を予定していたので、
寝室の入口をずらして、台所への新しい入口を作ることになりました。
同時にコンセント類も移動となります。
パズルのように、壁や建具の位置を動かしたのですが、できあがった
修正図面をみると「なるほどな」という感じでした。
まだ手をつけていない上棟前とういことと、筋交いなどの構造的なからみが
なかったので、すんなり対応可能となりました。
同じ内容の変更であっても、できてしまってからではこうはいきません。
時間もかかりますし、金額が発生してしまうこともあります。
注文住宅という性質上、着工後もカウンターの高さや、コンセント類の位置等
様々な要求があります。それらに対して、期限を切って、打合わせをする事
も大事なことのひとつです。
工事部 shingo
投稿者 kantoku : 13:55 | コメント (0)
2006年08月31日
構造
2Fで勾配天井の部屋で、筋交いや金物の取付状況を
確認した時の写真です。
窓の下はすぐ屋根になっていて難しい納まりでした。
左右の筋交いの違いも複雑な納まりを表していると思います。
工事部 KAN
投稿者 kantoku : 17:47 | コメント (0)
2006年08月29日
施工図作成

今日は現在、基礎工事中の物件のアンカーボルトなどの金物関係の図面を作成しました。
先日、実際の現場の金物状況の確認の記事にもありましたが、その準備段階の作業です。
アンカーボルトの位置は、土台の継手部分など大工さんに相談しながら、正確な位置に
設置しなければなりません。基礎立上りのコンクリート打設時にアンカーボルトを埋めていく
やりかたも(田植えともいいますが)ありましたが、やはり正確に設置が難しいので
事前に設置してから、コンクリートを打込むのが一般的です。
現場で工事内容を確認するの現場監督の仕事ですが、図面作成などの作業も非常に重要な
業務だと思います。
工事部 nabe
投稿者 kantoku : 17:53 | コメント (0)
2006年08月24日
建方から思う事...
近年、住宅の建方には、クレーン車を使って、木材を吊り上げ、組み上がるのが
通常ですが、敷地の状況によっては重機が入らず、人の手だけでの建方のケース
もまれにあります。
<大黒柱が倒れないように、ロープで張ってます。>
大国柱や梁なども鳶や大工が息をあわせて組んでいくのですが、なにしろ材木が
大きくて重いので、危険を伴う作業となります。
先代、重機がなかった頃は、当然、手作業のみで大きな建物や橋なども造りあげ
ていったはずですが、当時の職人達の技術の高さや大変さを実感します。
工事部 UTI
投稿者 kantoku : 11:22 | コメント (0)
2006年08月10日
二度とないかも
普段杉の縁甲板というと節のない白い板を使う事が多いのですが、
今回節があってもかまわないと了解をいただき、おおよそ100坪の広さに使いました。
とは言ってももちろん全部写真のようではではありません。
メインの居間の天井は全体を薄い赤身の板で統一したり、他は白身と赤身の中間で揃えたり、
無地で揃えたりして雰囲気を変えました。3~4Mもある100坪の板を選別するのは大変です。
大工さんありがとう。
で、中にはこういう赤黒いのもあるわけです。普段はどちらかというと、はねられたり目立たない所へ
使いまわしたりする材料ですが、全部集めたら納戸一部屋分になりました。
集めること自体がむずかしく、一部屋出来たのが貴重ではあります。
ダイナミックというか、何というか、場合によったら怒られそうですが・・・・
tetsu
投稿者 kantoku : 20:43 | コメント (0)
2006年08月08日
基礎工事について
下の写真は、現在基礎工事中の現場の、鉄筋組みを確認した時のものです。
<耐圧盤の配筋状況>
図面の指示通りに、きちんと配筋されていました。あたりまえの事ですが、
コンクリートを打設してしまうと、鉄筋は見えなくてなってしまうので、必ず確認
します。鉄筋以外にも、壁の通りはもちろんの事、コンクリートのかぶり、アンカーボルトの
位置や設備の先行配管などチェックする所はたくさんあります。
<立上りコンクリート打設前のホールダウン金物>
特に基礎工事は後戻りができないので、気が抜けません。
図面と現場を何度も見比べて、コンクリート打設OKとします。
コンクリートを指定した配合で注文し、養生期間を経て型枠が
ばれます。
すぐ先に建て方が控えてますが、第一関門突破!といった所です。
工事部 シンゴ
投稿者 kantoku : 15:55 | コメント (0)
2006年07月26日
塗装色決め
今日はバルコニーの塗装色を打ち合わせしてきました。
今回はほとんど黒に近い茶で塗装しました。
写真だと黒にしかみえませんね。
kan
投稿者 kantoku : 15:25 | コメント (0)
2006年07月11日
材木店との打合せ
今日は、新築現場の木工事の打合せで静岡の材木店で打合せをしました。
大工さんに工事をお願いする前に、このように打合せをして
図面上では分かりにくところの詳細など決めてから、加工をしてもらいます。
(なかなか、1度では伝えきれないところもあるので結局、
2,3度打合せをすることになってしまうこともありますが・・・)
さて、ここの材木店は、以前に少し紹介しました新月材を取り扱っているところです。
新月材の材料は従来のやり方で伐採された材料とは違い
害虫の被害がほとんど無くなったそうです。
工事部 なべ

↑なんのモチーフの人形かは分かりませんが、ちょっと面白かったので

↑新月材
丸太の小口には伐採された年月日、生産者などがラベルに書いてあるそうです。
投稿者 kantoku : 17:43 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月06日
『カントクのつぶやき』はじめます。
「営業部だより」に続き、工事部もブログを開始します。
家づくりについて、営業部とはまた違った観点で
お伝えできればと思ってます。
思えば、いつも工事部どうしで、担当の現場について
「つぶやいてる」気がします。
同じ現場というものはひとつもなく、毎回、段取りに
頭を悩ませてますが、難しい仕事を終わらせた時は
経験にもなり、自信にもなります。
初めての試みなので、うまく表現できるか心配ですが
みなさんの家つくりのお役にたてるようなブログを作って
いきたいと思ってますので、宜しくお願いします。
投稿者 kantoku : 11:23 | コメント (0)