都市型環境共生住宅のすすめ
杉坂建築事務所の『都市型環境共生住宅』
環境共生住宅とは、周辺の自然環境の快適な部分を最大限に享受しながら、人間らしく健康的な暮らしのできる住まいのこと。その意味では、日本の伝統建築を継承する杉坂の家は、すでに「環境共生住宅」であったともいえます。だからこそ、進化する技術を大胆に取り入れながら、より高度な「環境共生」を実現するのが杉坂の務めであるとも考えています。住まいを包み込む環境はさまざまです。一軒一軒の家に最適な「共生」のあり方を探りつつ、日本建築の魅力をさらに進化させた「環境共生住宅」を作り上げる。それが、杉坂建築事務所の目指す本物の和風の姿です。
都市型環境共生住宅のすすめ
高断熱・高気密技術が進歩したおかげでパッシブ設計の効果が飛躍的に向上しました。さらに一歩進んで環境共生建築を考えるとなると、その理想実現にはまだ多くのハードルがあります。すでにここまで悪化した都市環境をどのように利用するのか。建物にかかる法的規制をどのようにクリアするのか。建材部品のアセンブルで造られる建築の生産体制をどのように自然素材と技能労働の体制にシフトするのか。コストはどのように抑えるのかなど。このような多方面にわたる問題を解決するには、多くの時間を必要とします。まず最初は、多くの矛盾をうまくバランスしながら80点を目標にするという段階的進歩が必要なのです。我々はようやくその第一段階にたどりついたという意味を、都市型環境共生住宅の「都市型」という言葉にこめているのです。これは、崇高なるエコロジー建築の道を担保する唯一の道筋だと思います。

杉坂建築事務所 落合俊也
