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夏の涼風システム
風洞を組み込んで夏の冷房を
■実例:東京都杉並区O氏邸
南北に細い敷地のため、夏の南風を北に貫通させることが難しい。そこで、南と北の2本の垂直コアと、それを平行につなぐ風洞でプランを構成した。北と南の温度差と、重力換気の相乗効果によるパッシブ通風が生じている。また、徹底した通風性能は夏の夜間における建物の冷却効果を高め、地盤に連続する土間の冷幅射によってエアコンなしでも最高28度前後の室温に抑えることができている。

- 落葉樹を活用し窓からの日射侵入を最大限に抑える設計。樹木は侵入する空気温度を低く抑える働きもある。
- 地盤(土間床)からの冷幅射(吸熱)を活用。足裏接触温度による涼感も生まれる。

- マンションを迂回して南西から吹込む風は、庭の樹木で清浄されバルコニーやデッキガーデンから建物内に流れてくる。
- 夏の西面は日射条件が厳しい。落葉樹の藤棚を設けて日射の遮光および遮熱を行う。
- 東側を流れる風は、隣地壁(2m)と隣家の樹木による日陰で冷やされる理想的な遮熱環境にあるため、夏でも窓を開けはなっておくことができる。


■平成11年 第四回TEPCO快適住宅コンテスト入賞
