線香花火

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御前崎市で建築中の大きな玄関の下屋の下で、
13日お客様は線香花火を迎え火としてご先祖様を
お迎えするとおっしゃっていました。
キュウリやナスで作った馬や牛も用意なさるのでしょう!

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線香花火も今や99.9%が中国製、
お土産に差し上げた線香花火は0.1%の国産品です。

昔の線香花火は最初に赤い玉が大きく膨らみ
「牡丹」から火花をパッパッと散らす「松葉」
赤い火の玉が小さくなって「柳」
小さくなった火の玉を落とさず待っていると又、
パッパッと「ちり菊」が!その繊細で華やかに火花を散らせ
静かに終わっていく・・・線香花火はそう言うものだと思っていました。

ある時にした線香花火は形は昔のままなのですが
勢いよく火花が散らず柳になってこれからという時に
火の玉がポトンと落ち、あっけない終わり方に唖然!
線香花火ってこんなんだっけ?それ以来しなくなりましたが、
何と外国製だったのですね。
手間のかかる線香花火、安いのはそれなりのものでしかありませんね。
伝統は守っていかねば・・・本物は少しぐらい高くたっていいものはいい!
趣が違います。
家も同じです!

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お盆休みと言えば花火大会がつきものです。
昨夜も神宮の花火大会の音が響いておりました。
江戸時代、飢饉でで亡くなった人達の霊を慰める為に始まった花火の打ち上げ。
昨年は東日本大震災で花火大会を自粛する所が多くありました。
又開催した所では「鎮魂」の花火が打ち上げられたと聞きました。
私が行った諏訪湖の花火大会では開会宣言の前に何十万人の観客が黙祷を捧げ、
諏訪市長の「鎮魂〜」の発声を合図に2発鎮魂の花火が打ち上げられました。

こういうのって私の目頭を刺激する光景です。
その後の花火大会は例年のごとく山を背にして打ち上げられる
4万発の花火の音の響きと華やかさに酔いしれてしまいます。
目の前で打ち上げられる花火、真上で炸裂する花火の衝撃波を
ガンガンと浴びるのが癖になり今年もワクワクしながら行って来ます!
6年連続です。

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花見もそうですが線香花火も花火大会も
何処へ行ったかと言う事より誰と観に行ったかが大事ですよね!
夏はまだまだ続きます。

(三枝)

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