自然素材で仕上げたリフォーム

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昨年11月から12月にかけて内外装のリフォーム工事を
させていただきました。

水回りを入れ替えたり、主なお部屋の床・壁・天井を
やり替えた工事です。

床の張り替えには、桧の無垢板を張りました。

丹沢で約100年育ててきた桧が市場に出始めてきたという
情報を得て、貴重な関東の桧で、値段もそんなに高くなかった
ので、使ってみようかと言うことになりました。

予定では、小さな節がわずかにある「上小節」という等級の
ものでしたが、節がほとんど無かったのはラッキーでした。

120㎜巾で一枚ずつの長さもあり、なかなかの存在感です。
白木に淡いピンク色が混じる、まさしく “桧” という色合いです。
数年経つといい感じのアメ色に変わっていくでしょう。

今後、若干狂いが生じる可能性はありますが、本物の材料なので
致し方ない部分ではあります。

2012012701

壁は漆喰を塗り、天井には太い松梁を化粧で掛け、その間に
杉の無垢板を張りました。
杉の無垢板もまた杉らしい、いい色合いです。

白木に若干茶系の赤みが混じった、木目がきれいな “杉” という
感じです。
こちらも数年でいい色合いに焼けていくでしょう。

2012012702
床:桧無垢板、壁:漆喰塗、天井:杉無垢板、化粧梁:米松

施主様は 「いやー、空気が違うわ!」 と言って
喜んでくださいました。

ちょうど乾燥している時期ですが、塗ったばかりの漆喰からの
放湿や、杉・桧の調湿作用で適度な湿度に保たれていたのだと
思います。

本物の自然素材はやっぱりいいですネー!!

施主様が元々お持ちの家具がまた渋くていい物で、
リフォームされたおかげで、家具とお部屋がお互いに
引き立てられたように思います。

漆喰の白壁はリフォームなので薄塗りですが、素材の質感が
やはりクロスとは違ってとても良いです!

白木の感じは、張ったばかりなのでちょっと新しい感じですが、
それでもすでになじんでいる感じなので、1〜2年経つと
味わい深い、いいお部屋になっているでしょう!
その時がまた楽しみです。

(sat)

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