防火地域に建つRC3階建ての住まい 店舗その他(東京都世田谷区)

施工データ

所在地:
東京都世田谷区
構造・階数:
鉄筋コンクリート造 3階
面積:
147.24㎡

【事例写真】

こだわりポイント

環七通りからすぐの密集市街地に建つ、鉄筋コンクリート造3階建ての事務所併用住宅です。1階を半地下の事務所、2階3階を住宅として計画しています。敷地の半分が防火地域に属するため、耐火建築物とする必要がありました。そこでコンクリート打放しの質感の中に柱・梁組みを表し、その対比による住まいの個性を表現しました。またコンクリートの熱容量を利用して外断熱工法を採用。断熱材で保温された躯体の熱的安定性を活かしています。更に屋上は緑化屋根を採用。夏場の日射を遮る重要な役割を果たしてくれるとともに、都市生活における楽しみの場所にもなっています。

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長年営まれてきた歯科医院併設の住まいを建て替えました。 元の建物は住居部分が完全分離型二世帯という大きな建物。 その規模を縮小しながら住居はより快適に、診療所はより機能的である事を目指しての計画です。 建て替え後の床面積は約45坪。 診療所18坪、住居27坪の構成です。 その中で利便性や住居/診療所相互の動線等を考慮し、空間の豊かさを演出しました。 実はこの歯科医院、専門的な歯科技工室を併設しているのも特徴です。 技工室とは、金属を叩いたり削ったり溶かしたりしながら歯型等を成形する部門。 粉塵や騒音、給排水等への配慮が重要になります。 そんな作業上のストレスを無くすため、インフラや防音、清掃性等細かな部分も話し合い、具現化しました。 住居部分に関しては、限りある面積の中に2.5帖の小さな和室を設けました。 その中央には堀座卓。 籠もる事も出来るしリビングと繋げる事もできるというオールマイティさ、そして昔のお茶の間を彷彿とさせる癒やしの空間は、ご家族の生活を豊かにしてくれるでしょう。 周囲はアパートも多い低層住宅密集地。建て込んだ環境も読みながら、配置や間取り、アプローチ計画を行いました。

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