密集市街地に建つ狭小パッシブデザイン住宅 30坪(横浜市西区)

施工データ

所在地:
神奈川県横浜市
構造・階数:
木造 地上2階建て
面積:
61.33㎡

【事例写真】

こだわりポイント

敷地面積15.7坪・床面積18.5坪。4人家族のためのコンパクト住宅です。実はこちら、7年前に建築させていただいたオーナーの、娘さんご家族の住居。夏涼しく冬暖かい住宅を実感いただき、改めてご依頼下さいました。可能な限り自然エネルギーで暮らせる様に、断熱性能のほか日射・通風・熱制御を立体的に考えたプランが大きな特徴です。同時に“効率良い空間活用”も大切な問題。ご家族の生活スタイルを伺いながら、くつろぐ場や水回りのあり方、それらのバランス、動線から収納のことまで沢山話し合いました。家族みんなが楽しく住める、超立体的小住宅です。

この家の吹抜は真南に面するため、夏場と冬場とで日射を制御する事が非常に重要となります。
そこで設置したのが外付けの電動ブラインド。リモコン制御でシャッターのように上げ下げでき、羽の角度も調整可能です。
何色か選べますが、鮮やかな赤を選ばれました。

住まいの中心には屋根の頂上部まで貫く吹抜があります。
煙突効果という自然の力による排熱を促すとともに、盛夏/厳冬時の冷暖房を最小エネルギーで稼働させる風洞として機能します。
左写真の吹抜に見えるエアコンは8畳用で、夏場はこの1台で家全体を冷房できる断熱性能を持ちます。
吹抜の右手は子供室のロフトがあり(右写真がロフトの様子)、顔を出すのは息子さん。

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