この日を心待ちしてました。

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「春は名のみの風の寒さや・・・」正にぴったりな今日この頃ですが
19日の佐野市は暖かく穏やかな日でした。

お施主様には竣工時、紅梅の花が咲く頃に又伺わせて頂きたい旨
お願いしてありました。
思い出の柿の木を残し、苗木から大きく育った紅梅の花がリビングの
出窓から見えるように配置.計画した間取り。
どう見えるかドキドキしながら車を走らせていました。

門の脇には香りはなくなっているもののまだ蝋梅の花が咲いていて、
建物奥には少し濃いめの紅梅が咲いているのが見えました。

去年紅梅が咲いているときは基礎工事の真っ最中で、
リビングの場所に立ってここから見える紅梅を想像しておりました。
はやる気持ちでリビングに入ると正面の大きな出窓いっぱいに
紅梅の花が広がって見えていました。素晴らしい!

鎌倉の覚園寺の方が梅の見方として「老木が良い!」
「満開よりも蕾がある四分咲きぐらいが見頃!」と仰っていたのを
思い出しました。
当日までの暖かさで一気に七分咲きぐらいになっていましたが
少し濃いめの紅い花とテーブルクロスの紅が素敵にマッチしていました。

テーブルから出窓越しに見える紅梅にはモズやムクドリ、ヤマガラが
飛来していました。それを間近に見ながら待っているとご主人が朝から
仕込みをしていたパエリヤが運ばれてきました。
エビや貝にもしっかりと味が滲みていて美味しいこと!美味しいこと!
皿に取り分けて頂いた後に残ったお焦げが又美味しかった!
ご主人が首に巻いてた手拭いを見て「みっともないから取りなさいよ」
と奥様。「何言ってんの、僕はシェフのつもりだ!」とご主人。
外しましたが手拭いはコックタイのように結ばれていました。



美味しいパエリヤを何度もお代わりする工事監督!楽しいおしゃべりに
花が咲き、夕方になって薪ストーブに火が入りより話が弾みました。
次回はバーベキューのお誘いがありまして、
今度はお酒が飲めるように車では来ないようにと仰って下さいました。
こういう場を設けて頂き、本当にありがたいことだと感謝しております。

さて古民家の改修計画は進行中です。

この際基礎も新しくしたいとの新たなご要望が出たので曳家(ひきや)さんの
出番となります。
建物を1.5m2.0mジャッキアップしてから基礎を造り、新たに土台を敷き、
終わったら下ろし緊結します。ジャッキアップに約2週間、下ろすのに2週間
大工事となりますがそれを見るのが今から興味津々です。

現地でフキノトウを見つけました。

三枝

 

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