先月から、世田谷区内で新築工事が始まりました。
世田谷区には幾つかの河川が流れており、割と高低差があります。
目立った河川は仙川や野川ですが、今は暗渠化されて見えなくなった河川もあります。
今回は旧北沢川にほど近い場所で、やはり高低差がある敷地条件。

もともと道路面から2m程度高かった宅内地盤を、既存家屋と共に全て撤去解体。
そしてもう一度盛土をして建物と地盤を築く流れです。
盛土した部分は鉄筋コンクリート造の地階を造り、その上に木造2階建てを新築します。

改めて2mの盛土を行うため、土留めとして擁壁を築造する必要もあります。
こうした手続きは盛土規制法という法律に関わるのですが、役所審査の対象となり色々と基準をクリアしなければなりません。
2m盛った土圧は結構なものになります。
従ってそれを支える擁壁の基準ももちろん審査され、更にその擁壁を支える地盤も一定以上の強度を持たせなくてはなりません。
現在、その改良工事を行っているところです。

これは柱状改良といわれる工法。
敷地の土と改良材を混ぜ合わせながら、一定の強度を持った‘柱状’の‘改良体’を造ります。
まさに読んで字のごとくですね!
今回2種類の太さの柱状体を造りますが、大きいものは直径1m!
深さ7.3m!、全部で43本!となかなかの工事。
1週間ほど掛けての作業です。
またすごいのは排出される土の量!
注入される固化剤の量だけ敷地内の土が排出される訳ですが、重機のスクリューが少し入るたび、ムリリッ、ムリムリッと土が湧き出してきます。


出た土は敷地内に置いておけないため、頻繁にダンプで場外搬出しなくてはなりません。
そこにきて前面道路がまた広くないため、小型ダンプでの往復...
少しずつ少しづつ、時間と手間の掛かる作業です。
擁壁造って地下構造物造って、その間にも山留めしたり高低差のある給排水管工事したり...
と、基礎造りを終えるのはGW近くの予定です。
こだわりのお住まいですので、また機会があればお知らせしたいと思います。



























