代表者からのメッセージ

株式会社杉坂建築事務所は、昭和29年の創業から60有余年の歳月を重ねてきました。人の一生に匹敵する時間が流れ、戦後から高度経済成長期などを経て時代は変わってきましたが、私たちの家づくりに対する理念は変わりません。

私たちは、数多くの施主様とともに建築した住まいを、あえて『杉坂の家』と呼んでいます。もちろん、それぞれの住まいは住む方々の家なのですが、弊社の社員一同も、そこに住むご家族と同じ愛着やこだわりをもった家づくりをしているという思いを込めた呼称です。

時代の変遷とともに、耐震や省エネルギーに関する技術や機器は進歩しています。伝統的な日本の家づくりを原点としながら、現代の機能性や快適性、そして工夫を凝らしたデザイン性を追求した家づくりを実現していくこと。国産無垢材を大切に使うこと。それは、どんなに時代が変わり、生活スタイルが変わっても、見失うことなく貫きたいと考えている私たちの基本姿勢です。

効率が重視される風潮の中、大量生産型のプレハブ住宅や企画型のハウスメーカーなどが増えました。でも、家づくりは「効率」だけで語るべきものなのでしょうか。

住む人の思いに応えながら、その土地の立地条件、気候風土から採光や風通しなどを考慮して設計すること。『杉坂の家』が実践してきた家づくりの姿勢は、近年「パッシブデザイン」のような省エネルギー住宅のキーワードとして語られることがあります。そして、本当の意味でパッシブデザインを実現するためにも、個別の条件を配慮して設計し、熟練の職人の手で、自然素材を活用した家づくりを実践することが不可欠であると考えています。

その土地の自然と共生し、健康的に、快適に、世代を超えて住み継がれていく『杉坂の家』をつくり続けること。それが私たちの目標です。

代表取締役社長 平塚 吾一
株式会社 杉坂建築事務所 代表取締役社長 平塚 吾一

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