暮らしやすさを実現した全館空調の家

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東京都多摩市S氏邸

子どもたちが巣立ち、ご夫婦おふたりの終の住み処として建て替えを検討。快適に過ごす「全館空調」を採用し、光熱費のバランスをとるために7.5kWの太陽光発電パネルを設置しました。1階部分だけで日常生活を過ごせる設計として、将来的なバリアフリーを視野に入れています。


30歳代で購入した家の建て替えを検討。

全館空調なので階段へのドアは付けませんでした。

この家には今、ご夫婦おふたりでお住まいなんですね。最初に、新築を決めた経緯を教えてください。

ご主人この場所には、1981年に30歳代で建てた木造の住まいがありました。ふたりの子どもを育てあげ、思い入れのある家でもあったのですが、8年ほど前に子どもたちが家を出て、どうやら帰ってくる様子はない。家のほうも傷みが目立つようになってきたので、まずはリフォームの検討を始めました。

奥さま とくに傷みが激しかったのは床ですね。合板の床だったのですが、ぶかぶかになってしまって。

ご主人 そうそう、それでリフォームや住宅建築のことを調べ始めたんですが、検討を始めると直さなければいけないのは床だけではなくて、壁も古くなってしまっているし、3台使っていたエアコンも替える必要がある。徹底的にリフォームする必要があることがわかってきました。

奥さま リフォーム会社から見積も取りましたけど、思った以上に高かっですね。

ご主人 あと、以前の家はエアコンを3台も使っていたのに、部屋の外、廊下や風呂場に行くと夏は暑くて冬は寒い。年齢を重ねてヒートショックも気になりますし「これはなんとかしたいな」と、ずっと思っていたんです。子ども部屋はもう必要ないし、リフォームの倍額は掛けずに建て替えできそうだということも知り、これは中途半端にリフォームするよりも全館空調で快適な家を新築するほうがいいと考えるようになりました。


住宅建築のプロ集団であるという印象。

洗面所の採光窓も設計者と相談して設置しました

杉坂建築事務所での建築を決めたポイントは何でしたか?

ご主人 リフォームするか建て替えにするかと考えていた頃に、東京ビッグサイトで開催された住宅建築の展示会を見に行きました。その会場で、杉坂建築事務所のブースがあったんです。家づくりを勉強するためにもいろんなブースを回りました。いわゆる大手ハウスメーカーのブースの営業担当者の方はそつのないマニュアル通りの対応をしてくれます。要するに、自社の住宅がいかに素晴らしいか、魅力的な商品かということを説明してくれるわけです。

でも、杉坂建築事務所で対応してくれた方は、私の曖昧な質問に対しても、きちんと家を建てる側の立場を理解して「さすがにプロだな」と感心させられる回答をしてくれました。実際に、展示会で対応していただいた営業担当の方、設計の方、そして現場監督の方など、何人もの杉坂建築事務所のスタッフの方と建築を進める過程で、最初に感じた「住宅建築のプロ集団」という印象が間違いではなかったことを確信できました。

奥さま 敷地が変形で、ハウスメーカーに依頼するのは難しかった面もありますし。

ご主人 そうですね。ハウスメーカーの住宅はデザイン的にもまとまっているし、規格通りのものなら値段も手頃という印象はありました。でも、若い時に無理して買った土地だから、L字型の変形敷地で、規格品の家を建てるのには向いていなかったんです。

ほかの建築業者との比較などはされましたか?

ご主人 もちろん、家を建て替えるのは人生の一大事でもありますから、いくつかの業者さんと相談しました。でも、なかなかこれといった業者さんに出会うことはできませんでした。

たとえば、いわゆる「工務店」さんにプランをお願いした時には、私が思い付いて言ったことを片っ端からメモして、そのまま「はい、わかりました」と持ち帰るんですよ。こちらは素人ですから、本心としては要望に対してプロとしてのアドバイスが欲しかった。それでまた「杉坂」さんのことを思い出したりしてね(笑)。


大空間でも快適に保つ全館空調を採用。

プランニングを進める際に、こだわった点を教えてください。

ご主人 建て替えを決めてから家族会議をやって、夫婦ふたりで暮らしていく家にすることにしました。だから最初は平屋でもいいかなと考えました。ただし、楽器演奏の趣味があるので音の響きがいい空間が欲しかったから、リビングの天井は高くするのと、完全な平行四辺形ではなく変形の大空間がある家を要望しました。楽器の音の響きをよくするには天井の高さと空間の形がとても大切なんです。

あとは、やはり全館空調ですね。展示場で全館空調の家を見学して、各部屋のドアがなくても、家のどこでも快適に過ごせることに感銘を受けたんです。とはいえ、以前の家でエアコンを使っていた時にも電気代が高額になることはありましたし、全館空調の場合は24時間空調の電源がオンの状態なので、電気代をあまり気にせずに暮らしていけるようにするために、太陽光発電を入れることにしました。

一般の住宅で7.5kWの太陽光発電を導入している家は少ないと思います。

ご主人 そうですね。どのくらいの発電パネルを置くかということは自分でもいろいろ計算しました。すると、少なくとも7kWくらいは置かないと電気代の収支が合わないことがわかりました。そうすると、必要な屋根の広さもわかりますから、大きな屋根をつくれるような設計にしてもらいました。太陽光発電は売電もしているので、結果として電気代は月に1万円以上の黒字になっています。

奥さま 私としては、「杉坂」らしい木の風合いや漆喰壁などを活かした落ち着きのある家に住みたいという思いがありました。実際にプランを進めていくときには、収納や窓の配置など、いろいろなことをお願いしたんですけど、設計者から「さすがにプロだな」と思えるアイデアや答えが返ってくるのが楽しかったですね。


大空間でも快適に保つ全館空調を採用。

リビングルームは趣味の音楽を楽しむ空間でもあります。

ご主人 とても満足しています。全館空調や太陽光発電にはそれなりの導入コストはかかりましたが、家の中の室温がいつでも均一というのは本当に暮らしやすいと感じています。まして最近は、夏の暑さや冬の寒さが極端になっていますからね。

奥さま 私も、家のすべての場所がお気に入りと言いたいくらいなんですよ。建築中も仮住まいが近くでしたから、何度も現場に足を運びました。その場で夫が現場監督の方にいろいろ無理難題を言うこともあったんですが、予算の範囲でできることであればと快く対応してくださったことも印象に残っています。監督さんや職人さん、ご近所の方からも「すごくいい人たちが来てくれているね」って言っていただきました。

ご主人 敷地に大きな銀杏の木があって、建て替えのために伐ったんです。普通はただ処分するんでしょうが、「杉坂」さんに相談して、伐った銀杏を1年ほどかけて乾燥させて「まな板」にしてもらいました。このまな板を、新築祝いとして「ご迷惑をお掛けしました」という気持ちをこめてお配りしました。住み心地はもちろんですが、家づくりに関わってくれた方々と「心配り」を交わせたことに、とても満足しています。

ありがとうございました!(2017/12)

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