2軒目のマイホーム建築も「杉坂」を選んだ理由

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神奈川県逗子市S氏邸


逗子市の閑静な住宅街に建てた平屋風の住まいです。実は、S様が杉坂建築事務所でマイホームを建てるのは、これが二軒目のことでした。目指したのは、縁側や深い庇を備えた、日本の気候風土と調和した家。快適な「終の住み処」が実現しました。


木を大切に使ってくれる姿勢が信頼できた

リビングの太鼓梁も歳月を経た風合いを備えつつあります。

この家は、杉坂建築事務所で建てた2軒目の住まいですね。
「杉坂」を選んだポイントは何ですか?

ご主人 一級建築士である友人が自宅を新築したとき、杉坂建築事務所に依頼して、素晴らしい家になりました。そして、私が新築するときに勧めてくれたのが私たちが「杉坂」を知ったきっかけです。
最初の家は自然素材を使いながらコストダウンすることに工夫しました。満足のいく家になったのですが、家族の事情でこの場所に転居することになり、以前の家を売却して、再びマイホームを建築することになりました。
2軒目となる今回は、縁側や庇がある、日本の気候風土に調和した、自然素材をふんだんに使った木造の家がいいと夫婦で話し合いました。

奥さま 最初は、注文住宅で家を建てることに不安もありました。「私たちの予算じゃ無理だろう」という先入観で、検討する前から半ば諦めていたんです。でも、いくつか住宅メーカーを回っても、私たちが希望する家は建てられないということがわかってきました。住宅メーカーのほとんどが、決められたモジュールの組み合わせで、提案されたプランを見ると「え、こんな家しかできないの?」と感じたりして。

ご主人 大部分の仕様が決められている住宅メーカーで自分たちの思いを実現しようとすると、オプションとして追加することになり、結局は割高になってしまうこともわかりました。
また、木造をセールスポイントにしている会社でも、材木に「背割り」を入れるところがほとんどでした。背割りにも一定のメリットはあるのでしょうが、いろいろ調べたり、木造住宅に詳しい方に聞くと「材木の強度を考慮せずに背割りを入れるのはよくない」と考えるようになりました。「杉坂」では背割りを入れずに木を使うことにもきちんと対応してくれること(※)を知り、木を大切にしている会社だと確信できたのです。

棟上げ風景。

奥さま 木の柱を使った家で、ある程度の割れが出てきたり、歳月とともに風合いが変化していくのは当然のことだと思っています。私たちは、むしろ変化を楽しむ気持ちでいます。以前の家は10年ほど住みましたから、それなりにドアの建て付けが悪くなったりすることもありましたけど、「杉坂」ではその都度スムーズに対応してくれたので、不満に感じることはありませんでした。だから、今回の家も「杉坂」にお願いすることに決めました。

(※)真壁構造などで材木の背面が隠れるようなケースでは、背割りを活用することもあります。


職人さんとの「いい関係」でオリジナルのこだわりを実現

曲線に仕上げ、焼き物片を埋め込んだテラス。

プランニングでは、どのような点にこだわりましたか?

ご主人 最も大切なこだわりとして、大きな庇のある平屋に住みたいという思いがありました。最終的には、小屋裏のスペースを活用するかたちで、妻の書斎を二階に作りましたけど。

奥さま この家は、私の両親が建てた家を解体して建築したのですが、懐かしいあの家と同じ二階からの風景を、「杉坂」さんに建てていただく新しい家からも見たいという思いがありました。今の部屋の窓からも、緑が広がる景色を眺めることができて、とても癒やされています。

ご主人 実は、最初に提案していただいたのは、西側隣家との境界と反対側に中庭を配したプランでした。でも、出入り口通路がある旗竿地で、隣家が親戚だったこともあり、アプローチの利便性を優先して東西を逆にひっくり返してもらったんです。設計の方も驚いてらっしゃいましたけど、試行錯誤しながら思いを実現していけるのも、注文住宅を建てる喜びですね。

奥さま プランニングには、じっくり、1年くらい掛けました。

ご主人 2011年くらいからプランニングを始めて、竣工を2013年3月末でお願いしました。以前住んでいた横須賀の家は「杉坂」から紹介された方に買っていただいて、スムーズに転居することができました。

奥さま どんな住まいにするか考えることは2人とも好きなので、設計図を見ながら、ああでもないこうでもないと話し合うのが楽しかったです。プランが決定した時に作っていただいた模型は、今もリビングに飾ってあります。この模型を太陽の光にかざしてみて、室内の日あたりを確かめたりもしました。

ご主人 建築工事が始まってからもいろいろ変更していただきました。営業担当や設計、現場監督の方をはじめ、職人さんたちもとても気持ちいい方ばかりで、いいコミュニケーションを取れるのが、「杉坂」で家を建てることの魅力だと感じています。
中庭のテラスはタイル貼りですけど、ところどころに、私たちが集めていた古い焼きものの破片を埋め込んであるんです。職人さんには無理をお願いして、私たちも手伝いながら手作業で埋め込んでいくのが楽しかったですね。

施主様も職人と一緒に手作業を楽しまれました。


注文建築ならではの空間が個性を放つ

踊り場の明かり取り窓。

住み始めて5年ほど経過したわけですが、お気に入りの空間はありますか?
奥さま 玄関ホールのクローゼットはお気に入りです。引き戸を開けるとデッドスペースになる壁面を、飾り棚にしてもらいました。実は、京都で泊まったホテルで見て、「これ、いただき!」と感じてプランに盛り込んでもらったんです。

ご主人階段の踊り場も気に入っています。もともと、踊り場部分には窓がないプランになっていて、暗くなるのが気になって、なんとかしたいと相談したのが、この意匠にするきっかけでした。設計の方や私たちでアイデアを出し合って、足下に窓を作って障子をはめることになりました。
窓を作るために、階段下のスペースを活用した物置の天井高を低くしていただきました。この物置も、外側と内側からアプローチできるように分けていただいて、とても便利に使っています。物置を家の構造体の中に組み込むことができたことで外観がすっきりとまとまって、とても満足しています。

奥さま テラスに焼き物片を埋め込んだのもそうですが、愛着のあるものを活用できたことも「杉坂」の注文住宅ならではの喜びだと感じています。たとえば、トイレの手洗いボウルは、好きな陶器を選んで使ってもらいました。「杉坂」の担当の方が雰囲気に合わせた蛇口を探してくれたんです。手を洗う度に楽しい気持ちになれる、お気に入りのひとつになっています。
あと、建具も設えてもらいましたが、障子紙は沖縄の月桃(げっとう)の繊維を使った和紙を貼ってもらいました。丈夫で日に焼けにくく、月桃には虫除け効果もあるんです。和紙は自分たちで取り寄せて、職人さんに貼っていただいたんですが、こんな風に、ちょっとした無理をお願いして、お気に入りの家にできることは、注文住宅にしてよかったと感じる点です。

トイレの手洗いボウル。


住まいは「夏をむねとすべし」を心地よく体感

月桃の障子紙。

思いをこめた、大きな庇のある住まい。
住み心地はいかがですか?

ご主人 とても満足しています。一番によかったなと思うのは、暑い季節でもさほどエアコンに頼らずとも、涼しく過ごせることです。今は、みなさんをお迎えする換気のために窓を開けてましたけど、木や漆喰壁が湿度を調節してくれるから、梅雨時などの湿気がある季節は窓を閉めきっているほうが、エアコンなしでも快適です。
『徒然草』に「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という言葉がありますが、やはり、大きな庇のある家にしたのは正解でした。もちろん、「杉坂」にすすめていただいた断熱材などを使っていますが、日本古来の家づくりを目指したことで、快適な家を実現することができたと感じています。

奥さま リビングの大きな窓は真南を向いてはいないんですが、日中は冬でも低い太陽の日差しが入ります。かえって、真南を向いていないからこそ、夏涼しくて冬は暖かい環境が作りやすくなっているのではないかと思います。

ご主人 ひとつだけ、ちょっと後悔しているのは、窓の外側に木枠を入れなかったことです。以前の家では入れていたんですが、今回はメンテナンスの手間を考えて「いらない」と言ってしまったんです。住み始めてみると、やっぱり木枠があったほうが落ち着くなと感じています。

奥さま 平屋風のつくりにしたいと希望して、とくにバリアフリー設計のことは考えていなかったんですけど、「杉坂」からの提案で、車いすでも廊下を通れて、段差がないつくりにできたのもよかったです。これから夫婦ふたり、終の住み処としてこの家を大切にしていきたいと思っています。

ありがとうございました。(2018.8)

プラン決定時の模型を、今でも大切に飾ってくださっていました。

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