リビングの造付け家具

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今回は工事部より造付け家具についてブログを更新します。

杉坂の大工さんは、造作工事(枠材や板材の加工)を良く行なうので
家具工事もかなり得意です。
工期が厳しい中、キッチンや収納棚など大工さん泣かせの家具をよく造ってもらいます。

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<大工さんと建具屋さんで色んな家具を造ります>

大工さんと建具屋さんで造る家具は、部屋の内装にもとけこんでいい感じなのですが
複雑な形状であったり、金物や面材にこだわりたい!という時は、家具屋さん造りも良いです。
というわけで
以前リフォーム現場で製作した、家具屋さんのTV廻りの地袋、吊り戸棚を紹介したいと思います。

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<PC,タブレット置き場を兼ねたTV廻りの家具>

一見、シンプルな形状ですが、細かく引き出しが有りまして、実は凝ったつくりです。
ブラックウォルナットを面材に使用し、地袋の横格子が特徴的ですが、形状だけでなく
家電の収納もちゃんと配慮しています。
吊り戸内に電話、光ファイバーの引込口を設けて、無線LANルーターなどを置くようにしたり、
地袋の奥は配線スペースにしたりなど、ケーブル類をなるべくみせないように工夫してあります。
こうした家具は、壁内配線・配管も必要なので、設計段階での打合わせが大事になります。

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<扉の廻りはウォルナット挽き板にて凹凸をつけた四方大手処理>

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<開き扉の面材をルーバー状にして、AV機器のリモコンが効くように>

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<普段あまり使わないプリンターは引出しの中へ>

ホームセンターや通販等でも安くて良い家具が売られていますが、色、素材、サイズを
綿密に打合わせしてから納める、造作工事としての家具はやはりいいです。
新築、リフォームの際は、少々値は張りますが造付け家具をお勧めします。

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