ビルマの竪琴

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ajisai
雨が降っていなければ空が白み始めるや一羽の雀が「朝だぞ!起きろ!」
とでも言っているように二回さえずり、それが合図だったかのように
二羽三羽と数が増えていきます。
その雀たちの異なるさえずりはまるで雑談をしているように聞こえます。

15分ぐらい騒がしく?さえずりを交わしたあと突然バババババッと
いっせいに飛び去っていきます。
雨が降っていなければ枕元で毎朝のこと!これで目が覚めます。

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13日の西荻窪の見学会は駅からも近く又、天気にも恵まれ多くの方々が
来てくださいました。
玄関にはミャンマーの伝統的な楽器である竪琴「サウン・ガウ」が飾られていました。
古代の仏教にかんするレリーフにも描かれているといいます。
私たちには映画「ビルマの竪琴」で使われたことで知られていますが、
見たのは初めてでした。

弓のような優雅な曲線、本体は漆と金箔が塗られています。
チューニングし易いキーと16本の弦が張られていました。
キーが無い昔は紐で縛ってチューニングしてたといいます。
弦は絹糸をより合わせたものでした。
和楽器も昔は絹糸でした。琴も200本の絹糸をより合わせたものや
100本.50本など番号がついていたそうです。
「サウン・ガウ」の16本の赤い房が素敵でした。

私がえらく興味をもって眺めていたので、自由に触っても
弾いても良いですよ・・・と言って下さいましたので
抱えさせて頂きました。いい感じの重さ!
弦をボロロ~ンとはじいてみると優しい音色がしました。

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映画は観た記憶がはっきしないのですがYouTubeで「埴生の宿」や
オーイ ミズシマ イッショニ ニホンニ カエロウ
そして「仰げば尊し」を伴奏して森の中に去って行く・・・
寝る前に繰り返し観ておりました。
繰り返し観ていたのには訳があります。サウン・ガウの音色が
映画の中で弾いていたものと違うように思えたからです。
ボロロ~ンとはじいた絹糸の弦ではなく金属製の弦のような!
昔々、弓を使う楽器を習ってたことがあるので何と無くそう
感じた次第です。

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今月の27日と7月4日は大田区での見学会が続きます。
予約制とさせて頂いておりますが、
多くの方々からお申し込み頂き嬉しい限りでございます。
一度にご案内するには人数に限りがございますので、
時間をずらして見て頂けるようにと考えております。

青葉区の新築現場の大工さん打ち合わせも終わりました。
棟上げ日も決まりました。
今日、配筋検査も合格しました。お施主様から現場を見て
「なんとなく部屋の形が想像出来ました。過程の様子を
見て行くのも楽しみです」とメールがございました。

これからもっとワクワクする建物にしますからお楽しみに!

tombow
三枝

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